柔道 それは極めて危険なスポーツ

中学校柔道部の練習中の事故で子供を亡くした父親の独り言

何故そこまで危険だといえるのか(3)

 

 

受け身が正しく出来ていれば危険では無い

 

この言葉をこれまで何度か耳にしました。
裏返せば「受け身が正しく出来てなければ危険である」と受け取れます。
だから私は、柔道の安全性を語る際にそのように言われると、とても違和感を感じるのです。

「受け身が出来てなかったとしても安全」ならわかるのですが。

 

もし受け身がとれていなければ・・・

 

柔道における安全性は、主に投げられる者の受け身によって確保されているといえます。
しかし、当然、特に初心者では、受け身の技量に個人差があります。防具のように装着すれば一定の安全効果が得られるものとは違います。
これに関しては私が言うまでもなく柔道関係者なら皆さん認識されていると思うのですが、柔道の安全性を議論するうえで「受け身がとれていれば安全」といった趣旨の言葉がなぜか出る。
これでは、受け身が取れているという前提で安全対策を進めているようにしか感じられないし、安全に対しての考え方が根本的に違うような気がします。

だから毎回同じ解決策しか出ない。そして毎回同じ事故が起きる。


「受け身が出来ていなければどうなるか」
ここを出発点として安全対策を考えることも必要ではないでしょうか。