柔道 それは極めて危険なスポーツ

中学校柔道部の練習中の事故で子供を亡くした父親の独り言

何故そこまで危険だといえるのか

約束練習

 

娘の死亡事故が起きたのは、約束練習といって、二人一組で技を事前に決めて投げるという練習の最中でした。
この時は「大外刈りで投げるよ」「はい」と、投げる部員と投げられる娘との間で確認し、緩めに投げたという事らしい。
そして、その場には全柔連公認のA級指導員である顧問と、その他2名のボランティア指導員(いずれも柔道有段者)がいた。
つまり、指導員が3名もいて、投げる技を事前に相手に伝える約束練習で、さらに緩めに投げても、運が悪ければ死亡するのです。
いくら娘が初心者だったとはいえ、こんなにも簡単に人が命を落としてしまうとは。

初心者でなくても

 

場所は変わるが、平成28年に起きた群馬県館林市の中学校での事故も、約束練習中の事故であり、この時は3年生部員が重篤な頭部外傷を負った。

 

このように、基本的な練習をしていただけでも事故は起きるのです。

それも、命にかかわる重大事故が。

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