柔道 それは極めて危険なスポーツ

中学校柔道部の練習中の事故で子供を亡くした父親の独り言

危険な技

大外刈り

 この技で重大事故となったケースが極めて多いです。
私の娘も大外刈りをかけられ死亡。
平成28年の館林市大田原市での事故も大外刈り。
さらに過去にさかのぼっても、大外刈りをかけられ死亡した事例は多数あります。

抜本的な対策

今から30年以上も前の事ですが、当時無敵を誇っていた有名柔道選手が蟹ばさみという技で大怪我を負いました。
この時は、早急にこの技の是非を問う話し合いが行われ、後に禁止技となりました。
一方で大外刈りは、何人もの尊い命が失われているにも関わらず、注意喚起や指導改善を繰り返すだけ。

この対応の違いはなぜ?
大外刈りを全面的に禁止技とするのは難しくても、「小中学生に限っては禁止」とするなど何か具体策は打てないのでしょうか。

柔道及び学校関係者の方々が安全対策に力を尽くしている事はわかります。
がしかしこれでは、「命の重みは人によって異なる」と考えているようにしか受け取れません。
このような言い方をすると、辛辣を通り越し、もはや無礼にあたるのかもしれませんが、一人の遺族としてはそう思えてならない。

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